ITADAKI 〜Vo. 1~

独自の文化・伝統、そこに根付く人の想いを届けるべく誕生した『いただき燈』

その考えと共鳴した様々なシーンで活躍する方々のインタビューをお届けする連載企画『ITADAKI』
記念すべき第1弾では、プロバスケットボールプレーヤーの原修太。

スポーツシーンの第一線で活躍し続ける彼に聞いた、地元千葉への想いをお届けします。

【原修太】@shutahara31
1993年生まれ、千葉県出身のプロバスケットボール選手。
分厚い胸板と強靭な腕から放たれるスリーポイントと、ハードなディフェンスを武器に活躍するBリーグを代表するスタープレイヤー。
名古屋の東山動植物園のイケメンゴリラ『シャバーニ』から連想された『ハラーニ』の愛称で親しまれてる。
難病持ちでありながらも外国人プレーヤーにも負けない力強いプレーで、人々に勇気を与え続けている。

〜地域貢献〜
病気をした時に、バスケを辞めた後のことを考えるようになったんです。
それで思いついたのが、地元の千葉のために何かしたいということ。今明確に何かやりたいことがあるわけではないのですが、例えば、地元の農業さんを盛り上げてたり、病気の子供達のために病院に行って交流したり。
誰からのために、いろんな人と協力しながら、様々なことに挑戦してみたいです。

〜木更津ファーム〜
地元の千葉のために何かできることを探している中で知ったのが『木更津ファーム』でした。
最初は、ニックネームの「ゴリラ=バナナ」という安易な考えだったのですが、代表の坂田さんの息子がバスケをやっていることを知り、ますます興味が出たんです。実際に訪れて、食べたのが無農薬の皮ごと食べれるバナナ。
アスリートにとって大事な栄養源でもあるバナナが、まさか千葉で作られているなんて考えもしなかったです。
ぜひ、『いただき燈』の甘酒とコラボしてもらいたいですね。

〜バナナとゴリラ〜
プロになって3年目の時、『潰瘍性大腸炎』にかかってしまったんです。
それでバスケができない期間に、トレーニングをしていたら、どんどん体が大きくなっていったんです。そして、復帰した時についたあだ名が名古屋のイケメンゴリラの『シャバーニ』を捩った『ハラーニ』でした。
ファンが撮ってくれた写真が、本当にゴリラみたいで(笑)。
でも、そのおかげでファンや子供達も親しみやすいって言って頂けるようになりました。

〜大切にしていること〜
病気になってわかったことは、「適当」であることの重要さ。

悪い意味ではなく、やり過ぎない、思い詰め過ぎずに、適度という意味で。
病気になる前は、休みの日も関係なく練習し続けていないと不安だったんです。
でもそれをキッカケに入院してしまい、結果大きな病気が判明しました。

それからは、もっと適当にやろうって思うようになったんです。
休みの日は休んで、練習の日はしっかりやるべきことをやる。
今は、食事も練習も、ストイックに追い込むのではなく、常に自分が楽しめる状態でいるようにしています。
それが僕なりのルールなんです。

~夢の話~
やっぱり日本代表入りしたいですね。
そのためにも今のチームで活躍して、チームを勝たせることに集中しています。
将来的には、バスケットコートを作って、そこで子供たちにバスケを教えることが夢ですね。